パンテーラ・ジャパンユーザの声

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パンテーラユーザからのメッセージ


障害者は誰が作るのか?

岡野善記さん

車椅子テクニックセミナーの講師としても活躍されている岡野善記さんの記事が「日本せきずい基金」のニュースに掲載されています。岡野さんは、もちろんパンテーラのユーザです。


記事詳細につきましてはコチラからPDFファイルにてご覧いただけます。 月刊ケアマネジメント




自然体に。前向きに。

上山のり子さん(U2ユーザ)

「そうか、障害があっても普通に生きていけばいいんだ」
中学一年生の時、上山さんは航空会社の企画でヨーロッパの障害児施設を訪問しました。
日本との違いを目の当たりにし、子ども心に確信のようなものを得たそうです。

「初めて自分が片肘を張って生きてきたことに気づきました」
アメリカで障害を持った青年から「生き方は人それぞれ。どう生きるかは自由なんだよ」と言われて気づいた、頑張らない生き方。旅は自分を見つめなおす時間でもありました。


充実した毎日を送る上山のり子さんはいつも素敵な笑顔のU2ユーザです。
シャーシは愛車と同色に合わせた特別色。
弊社のカタログやホームページの車載実演モデルとして以前からおなじみです。
この度、上山さんが、月刊「ケアマネジメント」2月号の「私のターニングポイント」欄で大きく取り上げられました。
月刊ケアマネジメント

高層ビル群を見上げる歩道をブルーの車いすが行く。
その先にはシャッターチャンスをねらうカメラマン。
車いすは人々をまとめて追い抜き、すいすいと走り、スピードを落としたと思ったら、最後の一漕ぎでカメラマンの前にぴたりと止まった。
「上山さん、速過ぎますよ」とカメラマンは苦笑い。

(中略)

上山のり子さん(57歳)
現在の肩書は「主婦」だという。
が、実は車いすでの旅の体験を活かし、旅行関係の専門学校やホテルの従業員の研修などで講師を務め、地元の小中学校の総合学習の時間には車いすの体験学習の指導もしている。
・・・(本文より)

この記事にご興味のある方は、こちらへお問い合わせください。
月間ケアマネジメント http://www.care-m.net/ 



柳先生、S2スウィングでパリへ

今年93歳になられた柳宗理先生は、僕(光野)が薫陶を受けた大学の恩師です。

金沢美術工芸大学に入学して間もない頃でしたが、東京からスゴイ先生がみえると話題になっていました。颯爽とジープで登場されました。それだけでも強烈な印象です。

デザイン科2年生と彫刻の3年生が対象の授業でしたので、新入生は教室に入ることはできません。授業が終わって教室を出てきた先輩たちは、皆、顔を紅潮させ熱に打たれたようでした。よく覚えています。

いよいよ2年生になり、柳先生の集中講座を僕も受講。ラスキン・モリスから始まる近代デザインの潮流を俯瞰し、やっぱり圧巻はバウハウスでした。

そして先生の仕事が、美しいスライドで上映されました。揺らめくような「柳カーブ」で構成された作品、といっても日常使うカップやポットなどテーブルウェアです。そして当時も大変有名だった成型合板で作られたバタフライチェアなどです。40年前の話ですが、ホンの数年前のことのように僕はそのシーンを映像で思い出すことができます。

そこでそのとき受けた深い感銘は僕の人生にとても良い影響を与えました。まさしく「Right Place, Right Time (ライトプレイス ライトタイム)」だったのです。

また、僕がこの仕事(一人ひとりに合わせた椅子づくり)を始めたときから、とても関心を示され励まされました。そして、スウェーデンのブルーノ・マットソン財団に推薦してくださったのも柳先生でした。

その柳先生が、パリの美術館へ出向かれました。
奥様とエッフェル塔の下で
ケ・ブランリー美術館で、「L'ESPRIT MINGEI AU JAPON」展(「日本の民芸のエスプリ(=精神)展」)が開催されています。
ニッポンの民芸とその民芸の影響を受けた著名なデザイナーやアーティストの作品を展示しています。といっても僕は見たことありませんので、その図録と先生の話で、展示の内容を想像しました。
奥様とエッフェル塔の下で

奥様とエッフェル塔の下で渡仏に先立ち、車椅子の相談を受けましたので、S2スウィングをお勧めしました。
先生は支えがあれば、わずかな距離は歩行可能です。
このモデルはフットレスト(足台)がレバーひとつで外側のみならず内側にも動かせますので、車椅子からいったん立ち上がり、ベッドやトイレなどに移乗するときに、とても役立ちます。
しかも容易に取り外しができます。


奥様とエッフェル塔の下で僕は先生の体格を知っていましたので、こちらで合うだろうと思うサイズのものを準備しました。
腰を悪くされたそうで骨盤の後傾がめだちますが、パンテーラのバックレストは角度可変で、しかもベルトで張り調整できますので、ぴったりでした。

帰国後、訪ねました。先生は、「すわって楽だね。よかったよ!」と喜ばれ、介助された奥様も「いつもは車椅子に乗ると、腰が痛いと言っていましたが、この車椅子はほんとに座りごこちがよかったみたいで、一言も腰が痛いとは言いませんでしたよ」、そして「これまでの車椅子に比べて、うんと軽い力で押していけました」と評価していただきました。

(文責;光野有次)




パンテーラ初代モデル ユーザ

松本尚男さん(兵庫県)

松本尚男さん 今回、長年愛用してきたパンテーラ車いすをオーバーホールしてもらうことにしました。光野さんが、私の車いすを14年前にスウェーデンから初めての入荷品だけに思い出深いものがあると、言っておられた。・・受傷から25年間、殆ど家の中で過ごし、たまに車で外出することはあるが、車いすで町に出ることはなかった。ところがスウェーデンの車いすに出会い、車いすとは不便でみすぼらしいものの象徴から非常に便利良くてしかもカッコのいいものである、と思うようになったのです。毎日走るようになったのですから、自分でも驚きです。当然のごとく車いすマラソンに挑戦していたし、車いすテニスなどのスポーツやいろいろな活動を積極的にやるようになっていました。パンテーラが私のライフスタイルを根底から変えてしまったといっても過言ではありません。今では多くの友達に囲まれて充実した生活を送っています。・・・・このパンテーラの走行距離はおよそ3万キロ。リニューアルされたパンテーラが待ち遠しいものです。


松本尚男さん蒜山高原(岡山県)サイクリングロード(29km)にて
毎年秋に、蒜山高原で一人マラソンをやっています。紅葉の美しい蒜山三山や大仙を眺めながら、全長29kmアップダウンの激しい過酷なコースを4時間以上もかかって走り抜けます。パンテーラ車いすでの走りはまるでスキーで滑っているように軽快そのものです。完走した時、この広大な高原を征服したような最高の気分に浸ることができるのです。還暦を過ぎてもまだまだ。一度試しに挑戦してみてください。


松本尚男さん車いすテニス大会の一番下のクラスで優勝してヌカ喜びしている私です。



三万キロ走った車椅子

1994年5月最初のパンテーラが神戸の港に届きました。
その数20台。
松本尚男さんは、その20人のユーザさんの一人です。


座面シートは14年間使ったもの、バックレストシートは途中で交換したものです。
こんなにぼろぼろになってしまいました。
よっぽど乗らなければこれほどぼろぼろにはなりません。
松本さんは何十キロもの距離を毎日走行しているそうです。
でもフレームはまるで傷んでいないのです。



そのパンテーラを松本さんは塗り直すことにしました。
カラー指定はイタリアンレッド。
シートも新調しました。
ブレーキは?  まだまだ使えます。初期のローブレーキです。



14年目のパンテーラは、今新しく生まれ変わりました。







車椅子走行の達人からのお役立ちアドバイス
〜車いす操作:こんなこと知っていますか?〜
  1. 傾斜を横切る時 → 傾斜の山側に上体を傾けていませんか。反対です。傾斜の谷側に上体を傾けて漕ぐと楽に進みます。
  2. ターンの仕方 → 左にターンするときは左に上体を傾けていませんか。これでは曲がりにくいです。

左ターンは右に、右ターンは左に上体を傾けてください。上体をバックレストの片側フレームにもたれる感じです。スピードが出ている時ほど鋭角的に曲がります。ただ横に倒れないかと不安ですが、練習すれば大丈夫です。



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