車載の容易さ(Lifting)…からだにやさしいリフティング

パンテーラの最大の特徴はリジッド=固定車であること。
剛性・操作性・回転のよさ・耐久性・軽さ・・・パンテーラの数々の高性能の理由の多くは、
リジッドフレームであることを前提にしています。
しかし「折りたためない」車椅子を実際にどうやって使いこなすのでしょうか?
はじめてパンテーラを選択する人にとって、たいへんな思案のしどころになります。
このコーナーでは、リジッドならではの特徴や、機能、
そして具体的な車載の方法をじっくり解説いたします。
最後に、パンテーラ・ユーザの様々な具体例もご紹介します。


パンテーラの前身“スピンネル”
リジッドフレーム黎明期のヒット商品です

 

 

第1章 固定式のフットレストによって移乗が変化

フットレストも固定式

パンテーラのフットレストはチタン製パイプを渡した形状で、折りたためません。
移乗(トランスファ)する方法は次の通りです。

  1. プッシュアップ(=両手でお尻を浮かすこと)して、座面の前方に体をずらす。
  2. フットレストの向こう側に足を置いて移乗する。
  3. 側面から移乗がしやすいよう、サイドガードやアームレストが簡単に取りはずせる。

標準装備のチタン製フットレスト部分

1945年型の車椅子は折りたたみ式のために、フットレストも折りたたむ構造です。
スウェーデンでも、支えがあれば立つことができる方にとっては、フットレストを折りたたんでから移乗することが、疑いもなく行われてきました。
パンテーラが世に出てからは、状況が変わりました。


  • 上から見たときに座面前部からフットレストまでの距離が短い。
  • 足底での負荷が困難な脊髄損傷者にとっても、ベッドやトイレに斜めから移乗することが容易。

こうして固定式フットレストは実用性が高いと認識され、普及するようになりました。




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