軽い操作性(Driving)…世界の車椅子を変えたパンテーラの魅力

Driving(=軽い操作性)の秘密。
車椅子の軽量化は、軽く動かすための必要条件ですが、十分条件ではありません。
パンテーラ社ならではのこだわりと工夫をご紹介します。

第1章 フレーム構造の変化―リジットフレームへ

「1945年型車椅子」
元気のでる車いすの話・・・はる書房より

以前から車椅子は左右に折りたたむことにとらわれてきました。
この折りたたみ構造の車椅子は、「1945年型車椅子」と呼ばれていますが、実は1944年にエベレスト&ジェニング社(アメリカ)が発明したものです。簡単に左右に折りたたみができ、車のトランクへの積み込みも容易なうえ、需用もあり爆発的に売れました。


車椅子ヒストリー

  • 第二次世界大戦終了後、アメリカで自家用車とともに普及。
  • その後、30年間普及し続ける。
  • 1976年 カナダで開催されたパラリンピックで、はじめてキャンバ角のついた固定(リジット)フレームの車椅子が登場し、大活躍。
  • 新しい車椅子の歴史(すなわち第二次車椅子革命)が始まる。
  • それまでのパラリンピック・・・後ろから押す介助者のための用具「折りたたみ式車椅子」で競技。
  • リジッドフレームの登場は、主客が入れ替わるシンボルに。
  • 当事者の時代への大きな転換。

「パンテーラ初期モデル」

折りたたみ機能(※注)は、車に積み込む(わが国では、玄関で折りたたむ)場合には役立ちますが、当事者にとってみれば、使わない時の機能です。
競技で培われた機動性や人間工学に基づく座位の快適性こそ、利用者にといっては不可欠で優先すべき機能だったのです。
リジットフレームを採用することで車椅子は一気に性能がアップしました。


※注 車載については、別項(3、Lifting=車載の容易さ)で、詳しく説明しています。



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